アルバイトと正社員とパートの違いとは
辞書などで引くと学業や本業などの傍らにする仕事である、なんて書かれていることがほとんどで、その実違いについて知らない人も多い。
まずアルバイトとパートの区分ってとても曖昧で、法的にはどちらもパートタイム労働者であることには変わりがない。しいてあげるならば、労働時間や契約期間が違うというところぐらいなのだ。
では、アルバイトと正社員はどうかというとこちらも便宜上で、企業が呼び分けしているだけで、法的にはどちらも労働者だし、違いはないのだ。本来ならばアルバイトであっても、同等の時間働いていれば年次有給休暇など労働者としての権利や会社が労働者に対して提供する福利厚生の対象でもあるのだ。
では何でそうしていないのか?それは会社の方針として対象外と定めていたから、ある意味逃げ口上だ。雇用格差を是正する対策として、H20年にパートタイム労働法が改正された。これは働きや仕事内容が同じならば賃金や待遇を差別してはいけないとか、アルバイトやパートから正社員へのステップアップを図りなさいといった目的で改正されたものだ。
アルバイトが正社員と同日数、同時間以上働いたとして世間からみるとアルバイトでしょ?と言われてしまう。世間的な線引きとするとアルバイトは時給で働き、好きな時に休める代わりに保障がない。パートは準社員のような感じの扱いで、フルタイムの場合は有給などもある。
正社員はその会社が行う福利厚生を全て受けることができ、月給もしくは日給で賃金を受け取り、会社の指定の曜日に休日を取る。
アルバイトだからといって、いきなり理由もなく首を切られたら不当解雇として訴えることもできるし、正当な権利を行使することができるのだ。改正法案ができたことで雇用の内容などを書面化することが義務付けられた。不当な待遇ならば法的に訴える手段などもあるので、知らずに泣き寝入りすることがないようにしていきたいものだ。